我慢せず成年後見制度をご利用下さい。
相続・遺言・成年後見を中心に葛飾区、江戸川区地域密着で業務を行っております司法書士の古川です。
先日成年後見制度のご相談をいただいたお客様の言葉の中でとても印象的なものがありました。
それは「成年後見という制度ができたこと自体がとても嬉しい」という言葉でした。
そのお客様は、親族の方が急に倒れたため、親しくしていたわけではないのですが、倒れた方の面倒を見ざるをえなくなってしまっていました。
倒れられたご親族は、病気で判断能力が衰えており、入院費の支払もできなかったため、入院費もこのお客様が立替えることになりました。
お客様自身もご自分の生活で精一杯であり、ご親族の支援を続けていく余裕はありませんでした。
この客様は、このまま倒れられたご親族の支援を続けていかなくてはならないのでしょうか。
核家族が増えた現代では、身の回りに支援者がいないことが多く、このようなケースは頻繁に起こりえます。
病気等で判断能力が衰えてしまい、支援が必要となった場合には、おそらく、まず連絡の取れる親族に連絡がいくこととなるでしょう。
これは、ほとんど連絡を取っていなかった親族であっても同様です。
突然の連絡とともに支援を求められることとなります。
しかし、こんな時こそ成年後見という制度をご利用ください。
判断能力の衰えたご親族の支援を成年後見人に任せることができます。
現代では、親族が最後まで面倒を見なくても大丈夫な制度が用意されております。
成年後見制度のご利用をお考えの方は当事務所にご相談下さい。