過払い金の着服
先日、「弁護士や司法書士が消費者金融から変換された過払い金を依頼者に返さずに着服することが横行している」という、信じがたいニュースが流れました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140819-00010000-qbiz-bus_all
中には、依頼すら受けていないのに勝手に過払い金の請求をして、それを着服していることが疑われるケースもあったようです。
それにしても無作為に依頼者役2500人を抽出して調査しただけで、弁護士14人、司法書士15人の不正が疑われる事態が見つかるとは、数の多さにびっくりです。
まだ疑惑の段階ですので何とも言えませんが、たしかに最近では、司法書士や弁護士が成年後見関係で横領した事件が大々的に報じられ、専門職に依頼するにつき、心配される方も増えているかもしれません。
弁護士や司法書士は不正をしないと一般的に考えられているため社会的信用が得られているのに、これでは依頼者の方も安心して依頼ができなくなってしまいます。
専門職として依頼者の方に信用される仕事の仕方をしていかなくてはなりません。
当事務所では、特に依頼者の方への報告を大切にしています。
過払い金の請求で言えば、受任通知を出した時、取引履歴が開示された時、消費者金融から示談案が提示された時とこまめに依頼者の方に報告をし、依頼者の方と一緒に事案を進めていくような形を取っています。
相続や遺言等、他の業務でも同じです。
また、報酬や費用についても、ご依頼いただく前に事前にお知らせしております。
他にも依頼者の方に安心していただける仕組みを随時考え、実施していきたいと思います。
当事務所にご依頼をいただくお客様は、ご要望がございましたら遠慮せず仰って下さい。
お読みいただきありがとうございました。